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ご挨拶とご協力のお願い


 中国は一部の都市部を中心に急速な経済成長を遂げていますが、その一方で、自然条件に恵まれない地域では、 今なお衣食の問題が解決されていない人々がいるといわれています。また、それがゆえに学校に行きたくても 行けない、いわゆる義務教育の機会にも恵まれない児童たち(失学児童)が数百万人いるとも報告されています。

 このような状況に鑑み、日中友好に尽力される日本の方々や日本にいる中国人の間で、失学児童を援助する 動きが生まれました。そこで、私どもが「日中児童教育基金」を設立し、中国の貧困地区の、学校教育が受けられない 児童たちへの援助活動を行なって参りました。

 1995年元旦に基金が発足して以来、多くの方々のご賛同をいただき、多くのご援助を寄せていただきました。 8年の間、約2,290万円の義援金が集められました。そのおかげで、8年間で計1,255名の「失学児童」及び「貧困生徒」 に奨学金を送り、小学校卒業を保障することができました。また、五つの小学校を修築・建設し、女子生徒が学校で寄宿 しながら勉強を続ける「春蕾クラス」を設立しました。さらに貧困地域の小学校に3つの図書室と二つのコンピュータ室 を設立し、文具や音楽・体育道具・パソコンを寄贈しました。

 現在は支援してきた貧困地域の「失学児童」への援助を続けているとともに、支援を受けている児童たちが一貫して良い 教育を受けられるために教育実験設備の援助や進学した児童に対する奨学制度も実施していく予定であります。

こうした成果を実際に確認し、現地の児童たちや学校の先生、また地域の住民達との心の通いあった実り豊かな交流を実現 するため、現地に寄付者からなる訪中団も送りました。また、支援金の実行状況とこれからの課題を把握するため、現地へ の調査訪問や援助を受けた児童の生活状況追跡調査など活動も積極的に行っております。

 その他、失学児童に援助するとともに、日本と中国の民間交流を促進するために、基金は寄付者と児童たちとの文通を 斡旋しています。

 基金の顧問、監査役、理事一同は皆様の暖かいご支援に心より感謝するとともに、もっと多くの児童たちが学校に戻れる よう、更なる努力を尽くす決意を固めております。

 我々ボランティアのひとりひとりが善意から行う支援は、この大きな中国を前にささやかなものでしかありませんが、 支援を受けるひとりひとりの児童にとっては“運命が変わる”ほど大きなものとなるでしょう。こうした心と心の交流を 通じて、相互理解と信頼関係を築き、永久の日中友好にいささかでも貢献できれば幸いです。

皆さんのご理解とご支援をお願いいたします。

2003年6月

              日中児童教育基金 理事会
              盧存偉、徐 剛、李 述、徐 強、
              関 陽、サイ貴生、横川美代子


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